2010年2月15日
師走レタ。
すごく当たり前なんだけれど人の名前だとか出来事だとか、
年を喰うにつれて物忘れが酷くなってきた様な気がしていたけれど、
それだけの理由では無いなと日々思う訳で。
苦しい想いでようやく創り出したものも、
悲痛な涙を綴ったお涙頂戴話でさえも、
夢も現も一瞬で喰い尽くして
次から次に移っていく蝗の大群の後姿を眺めて落胆する。
去年一番心を躍らせた出来事はなんでしょう。
去年一番心を満たした歌手の名前はなんでしょう。
去年一番心を動かした話をしてくれたのはだれでしょう。
去年一番心を潰された事件はなんでしょう。
即答できない場合、
生きているその理由を何かに委ねて、
いつの日か年老いて視力が衰えていっても
確かに残るものは一体なんなんでしょう。
刺激に刺激を重ねた鈍い、時折痛みさえ感じるその皮膚感覚に
圧倒的に確かな心はその一体何処にあるのでしょう。
与えるのも与えられるのも
どうやっても其処には人しか居ないもの。
焦がれ焦がれてさ、
そこじゃないいここで生きていくの。










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