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2010年2月17日

Q&A。

年を重ねると、何処かの、誰かの、
何かの所為にしなくなるかわりに原因を見付け易くなる。
 
与えられた問題を解く側から、解かせる側に回ったとき、
大人かそうじゃないかぐらいの判断ができてしまうようになったことに、
最近少し寂しさを覚えます。
 

2010年2月16日

home。

唇から洩れる優しさに似た嘘とか
 
日々軟体化していく心の音とか
 
それでも赦される浅知恵の世界で
 
帰る家と描ける温度は同じくらい
 
本物を頂戴。生モノでも好い。
 

2010年2月15日

師走レタ。

すごく当たり前なんだけれど人の名前だとか出来事だとか、
年を喰うにつれて物忘れが酷くなってきた様な気がしていたけれど、
それだけの理由では無いなと日々思う訳で。
 
苦しい想いでようやく創り出したものも、
悲痛な涙を綴ったお涙頂戴話でさえも、
夢も現も一瞬で喰い尽くして
次から次に移っていく蝗の大群の後姿を眺めて落胆する。
 
去年一番心を躍らせた出来事はなんでしょう。
去年一番心を満たした歌手の名前はなんでしょう。
去年一番心を動かした話をしてくれたのはだれでしょう。
去年一番心を潰された事件はなんでしょう。
 
即答できない場合、
 
生きているその理由を何かに委ねて、
いつの日か年老いて視力が衰えていっても
確かに残るものは一体なんなんでしょう。
 
刺激に刺激を重ねた鈍い、時折痛みさえ感じるその皮膚感覚に
圧倒的に確かな心はその一体何処にあるのでしょう。
 
与えるのも与えられるのも
どうやっても其処には人しか居ないもの。
 
焦がれ焦がれてさ、
そこじゃないいここで生きていくの。
 

2010年2月13日

bookmarks。

淡い桃色の鼓動と崩れた宛名の無い手紙
 
サンダル履きと火薬と朝が焼ける匂い
 
紫と橙色の境目を割って伸びるテトラポッド
 
雪粒の落ちる音も聞こえない足跡の真空
 
 
そんな景色に感けていたらいつしか2月になっていました。
 
 
越えたい景色が越えられると思った瞬間
 
越えたい景色が越えられてしまったと焦る瞬間
 
褪せてしまう想いが勿体無くて。歯痒くて。
 

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