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2008年12月 8日

un_。

その町に降る雪は何もかも隠してしまうものらしい
僕のだけ踏み込んだ足音さえ消してしまうそう
 
何時までも続く番の蝶の羽はずっと揃う事は無いものらしい
飛んだら飛んだ分だけそこだけが凍ってゆきそう

春を願うことが
それだったんだよ  
 
立ち止まればほら番
片方だけ置いて行くだけなんてそんな悲しいことないだろう
 
その町に降る花びらは何もかも隠してしまうものらしい
君のだけ大切に立てた目印さえ消してしまうそう
 
何時までも吹く風に混じる埃がずっと瞳のどこかに残ってしまうものらしい
泣いたら泣いた分だけそこだけが滲んでゆきそう
 
冬を願うことが
それだったんだよ
 
立ち上がればほら涙
優しさだけ連れて行くなんてそんなひいきはしないだろう
 
君だけが僕だけが願った季節は
此処には無いよ昨日にも無いよ
 
どこまで願うことができるのか
それだったんだよ
 
願うことこそが
それだったんだよ
 

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